プレス（成型加工部門）グループは、設計者から配布された指示書をもとに、寸法通りせん断加工をおこなうシャーリング、打ち抜き加工をおこなうNCTなどを使用して次工程へ受注台数ベースでセット搬入をおこなう部門です。
数台の機械を導入しているうえ、最新のNCタレットパンチ・レーザー複合機を導入しています。
作業工数を短縮する、安定供給を確保する事を念頭に、ベテランや経験をつんでいるリーダーのもと、生産性向上、技術力向上をはかっております。

プレス（折り曲げ加工部門）グループは、立体図面を判読し、製品の立体構造に応じて、金型の選定、折り曲げ順、加圧力を設定し、加工をおこなっている部門です。
前工程で搬入された平面の素材を立体物に加工していくため、イメージ力が重要となります。大量生産や様々な形状にも対応するため、大型のプレスブレーキから小・中規模のプレスブレーキまで複数台取り揃えています。

溶接グループでは、金属同士の接合部を高温で溶融させ、溶着をする加工をおこなっている部門です。
金属板金には板厚の種類があり、厚板・中板・薄板があります。高温による影響を受けやすい薄板および中板を加工しており、水滴を受け止める皿状の盤や、排水口溶接など特殊な溶接もおこなっております。
技術が必要な溶接グループですが、長年勤続しているベテランやリーダーのもと、様々な技術を会得してください。

粉体塗装グループでは、粉末状の塗料を用い、製品に焼き付ける粉体塗装をおこなっている部門です。
ナカオ金属工業は1965年ドイツで開発された粉体塗装を先駆的に取り入れ、工程の改良をおこなうなど、多くの技術や知恵を取り入れております。
また、様々な形状の製品を塗装するために、大物用のバッチ式、大量生産用のコンベア式を兼ね備えており、幅広い塗装を手掛けております。

組立グループでは、様々な組立の要望を承って組立をおこなっている部門です。
部品同士を結合させるためのねじ止めや、塗装が完了した製品の構造物組立などをおこなっており、組立が完了した製品の検査まで執り行っております。
要望によっては専用通箱や、専用代車も制作しております。

防熱グループでは、組みあがった製品に対して断熱材・グラスウールなどをシール貼り付けをおこなう防熱作業をおこなっております。
防熱作業のみの依頼も承っており、廃棄物の削減から部品出しの削減なども含め、作業をおこなっております。

出荷グループでは組立、防熱作業が完了し、梱包された製品をお客様に届けるための作業をおこなっております。お客様からのご指定があれば、専用便で時間指定通り届ける仕事もあります。
また、出荷だけではなく、届けられた材料を指定の部門へ搬入したりもします。